研修期間

2025年4月～2026年3月

目的

・世界最先端の高度な環境制御システムや生産機器を学びながら、機械工学・植物生理学・IT技術・情報システムを網羅的に習得し、パプリカ、トマト、イチゴの生産技術を習得する。
・環境制御の理論と実践を学び、持続可能な農業の知識を深める。
・国内外の先端技術を現場で学び、生産現場に応用する。

対象者

・農業関係者（生産者、担い手、農業法人の社員）
・環境制御技術に関心のある農業者
・パプリカ・トマト・イチゴ栽培を新規導入予定の農業者

4月～6月：基礎研修（日本国内）

* オリエンテーション（研修目的・スケジュール説明）
* オランダ型温室の基礎（構造・設備・栽培システム）
* 環境制御の基本（温度・湿度・CO2・光・灌水管理）
* パプリカ・トマト・イチゴの生理生態と品種特性
* 生育調査と分析手法の習得
* 肥料設計・養液管理
* 温室・設備・機器の取り扱いとメンテナンス

6月：GreenTech Amsterdam視察 & 生産者訪問（オランダ研修）

（交通費・宿泊費・食費が別途必要となるオプションプログラム）*
GreenTech Amsterdam視察
 * 最先端の温室技術、環境制御の最新動向を学ぶ
 * 各国の農業技術者とのネットワーキング
オランダの生産者訪問
 * オランダの環境制御型温室の現場視察
 * 生産技術者からの講義・実践研修
 * 自動化システム、AI活用の事例学習
 * 欧州市場の流通・マーケティング手法の学習

7月～9月：応用実践研修

* オランダ研修のフィードバックと応用
* 栽培片付け・消毒
* 栽培準備
* 播種・移植・育苗・定植
* 病害虫防除とバイオロジカルコントロール
* データ活用

10月～12月：実践と収穫研修

* 芽かき・誘引・摘葉・摘果
* 収穫・選果・収量と品質管理
* 箱詰め・出荷
* 生育ステージ別管理（開花・結実・収穫）
* データ解析と生産性向上の試み
* マーケティング・販売戦略・市場流通・市場動向
* 研修生によるプレゼンテーション（中間報告）

1月～3月：成果発表と今後の展開

* 新しい栽培技術・市場戦略の構築
* 研修全体の振り返り
* 今後の展望と事業計画の策定
* 成果発表会（研修終了報告）

* 理論＋実践の組み合わせ：オランダ型温室での現場実習と技術者による講義
* フレキシブルな学習：生育ステージや学習習熟度に合わせたカリキュラム
* 海外研修：オランダの最先端技術を直接学ぶ機会（オプション）
* 国内研修：当社が技術支援を行なっている生産現場訪問（オプション）
* データ活用：環境データを活用したスマート農業の実践
* ネットワーク構築：各地の農業法人訪問研修と農業関係者との交流

* オランダ型環境制御温室の運営・管理技術の習得  
* 生産性向上、コスト削減、持続可能な農業の実践  
* 海外市場との連携・最新技術の導入